シェア記録の使い方

2025-05-27 公開

シェア記録にはバラして投稿とまとめて投稿の2種類があります。
それぞれの機能の特徴と使い分けについてまとめます。

社会福祉法人清心会

当法人では、「ホーム医務さま」や「事故報告さま」「ヒヤリ・ハットさま」という架空のご利用者でを作成しています。それぞれの特記事項にテンプレートを記載し、コピーして利用しています。
各架空利用者内には医務記録や事故報告をまとめて残しつつ、対象のご利用者にもまとめて投稿を利用しています。訂正が発生したときに一括編集ができるのがとても便利です。

また、予防接種や健康診断についても「ホーム医務さま」からまとめて投稿をし、コメントに各ご利用者の診断結果などを追記しています。

ケアコラボ活用術架空ご利用者様を作成して各ご利用者の記録にシェアの画像

スタッフ向けの記録と、家族向けの記録を分けて書きたい時もあります。元となる記録内容は同じなのですが、スタッフに個別に伝えたい内容を書き加えたいケースがあるため、その時はバラして投稿をしてから、個別に編集するようにしています。

また、同じ文書をバラして投稿をした後にタイムラインから個別に編集で記録を足してます。

ケアコラボバラしてシェア機能を利用し各ご利用者に個別編集した記録をつける画像

社会福祉法人きらめき会

当法人では、レクリエーションの様子や、巡視の記録の他、同じケア、口腔ケアなどを実施したときなどにまとめて投稿を利用しています。
利用するメリットとしては、同じ内容の記録がチームタイムライン上でコンパクトに閲覧できるところです。
管理者などは読む記録の量が多くなるため、コンパクトに表示されると非常に助かります。

ケアコラボ活用術レクリエーションの記録をまとめてシェアで記録

利用を進めていくときのポイント

まずはどんなことができるんだろう?とリーダーたちが触ってみました。ケアスタッフには「こんな機能ができたので使ってみて」と伝え、ガチガチにルールなどは決めずに、まずは利用を促してみました。どう使うと便利なのか、スタッフも自然に理解してくれて、ヒヤリ・ハットや事故報告など、テンプレートを利用するケースで多用してくれていました。
また来月にケアコラボ委員会があるので、よりよい使い方や運用方法を話し合いたいと思っています。

使い分けをしっかり伝えることが大切だと思います。
「同じ活動を同じ時間帯に行ったもの」はまとめて投稿、「個別に編集が必要になるもの」はバラして投稿を行う。ここの使い分けをしっかり理解すると運用がスムーズになると思います。