熟練の技！1dayシートの応用術

1dayシートを活用することで、記録がとても効率化されています！
事業所で共通して記録する内容は、情報ごとに架空のご利用者の1dayシートに登録しています。連絡帳や、園便りなどの記録は「テンプレート倉敷学園」さん、専門職の実施記録は「倉敷学園　専門的実施加算」さんに登録しています。記録する時は、該当するご利用者にシェア記録で記録しています。

生活リズムの冒頭には、記録の種類を入力しています。ご家族へ公開するもは【お知らせ】、公開しないものは’記録’などです。また、登録時間を活用して、上から順に使用頻度順で並び変えています。

加算の記録も、取りこぼしが無いように1dayシートに登録しています。工夫しているポイントは、加算取得の要件まで1dayシートに登録していることです。記録時に確認ができることで、新人スタッフ含め誰もが加算に対応した記録が書けています。

ケアコラボを活用する一方で、紙で記録したほうが早いものもあると思っていて、身長体重などのバイタルは、紙に記録しています。数値の見方がわかるような案内文をあらかじめ1dayシートに登録しているので、1dayシートから体重身長記録の写真を添付してご家族へ記録を公開することで、効率的に情報共有が出来ます。

活動内容も、実施する可能性がある活動名をあらかじめ登録しておいて、記録する時にやらなかった内容を削除して記録しています。色々試した結果、この方法が一番早いと感じています。

このように1dayシートを使うことで、新人ベテランなど関係なく、どのスタッフでも必要な情報を分かりやすく報告・連絡することが出来ています。支援内容やコミュニケーションが統一できるという点にもメリットを感じています。

医療的ケアなど、ご利用者毎に支援内容が違うので、それぞれのご利用者の1dayシートを作成しています。
吸引をしたのか、注入をしたのか、発作は何回か、等必要な情報をしっかり記録に残せるように1dayシートに項目を登録しています。

同じてんかん発作でも、発作が起きた時の対応がご利用者によって異なるので、1dayシートに「対応」として登録しています。

法人内で複数事業所併用されているご利用者もいるので、1dayシートの頭に【事業所名】を登録してわかりやすくしています。